大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

聖ジャベリン

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聖ジャベリンのイコン

聖女マリアと対戦車ミサイルのジャベリンを合体させたネット・ミームが発祥だが、後光があるので聖母なのか、衣服の特徴からマグダラのマリアなのかは不明。カトリック教徒にとってマグダラのマリアは重要人物だが、正教徒にとってはどうでもよい。無駄に正教会の正式なイコン作成ルールに則っているところが秀逸(後光がウクライナ。緑衣は一部のジャベリンの塗装色が鮮緑色であるため。左手の中指・薬指・小指が、父なる神、子なる神、聖霊なる神を表わす・・・そこまでやらんでよい)。イコンは、要するにアイコンと同義で、絶対に崇拝・崇敬対象にしてはいけない。正教会の推奨する正しいイコンの使い方は、シール印刷して、景品として配布するような使い方。

 

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FGM-148 ジャベリン(英語: FGM-148 Javelin)歩兵携行式多目的ミサイル

 

廃課金スマホゲームと化したウクライナ戦争

その心は、お金持っていれば持っているほど、有利になる

韓国人男性は、もれなく兵役という貧乏くじを引く運命にありますが、兵役満了者となると、日本の軍事オタクは足元にも及ばないほど軍事知識が豊富になって帰ってくるので。
役満了者は、程度の差こそあれ、みんなプロです。
酒席での軍隊噺は、韓国人女性が蛇蝎、蜘蛛、ミミズ、ゴキブリのごとく嫌う話題ですが、いいじゃありませんか。
軍隊に行かなくて済んだ人は、軍隊に代わりに行ってくれた人に、尊敬の念を込めて酒を注いであげればいいのです。

さて、その軍事のプロいわく、ウクライナ戦争と掛けて、廃課金スマホゲームと説く。
その心は、お金持っていれば持っているほど、有利になる、人生を捨てた人向け廃人専用ゲーム。

 

今回のチート兵器FGM-148 ジャベリン

最近の戦争は、アメリカとかイスラエルとかがチート兵器を開発して大量に持っている関係で、チート兵器を大量に調達できる方が有利になるという廃課金スマホゲームと似た状況になりつつあります。

初年兵訓練の成績が悪かったので、FGM-148 ジャベリン(英語: FGM-148 Javelin)を触らせてもらえなかったA君いわく、リアルな戦争の場合、課金額が高ければ高いほど、簡単に敵を倒せるチート兵器を数多く使用できるから、要するに、札束での殴り合いなんだよという。

ちなみに、そのチート兵器というのが、FGM-148 ジャベリン。
かつて、田中角栄と懇ろな関係にあったロッキード社製。

発射指揮装置(CLU)で、破壊目標をロックオンしたら、適当に破壊目標の方向に向けて発射すると、あとは勝手に破壊目標に向かって飛んで行く。
発射指揮装置(CLU)にあれこれオプションを入力してカスタマイズすればするほど、敵に与えるダメージが大きくなる傾向があり、リアルな戦争では敵に与えるダメージが最大でなければ困るので、これを覚えるのに多少時間がかかるという。

ほとんどスマホゲーム感覚の兵器なのだが、1発2600万円なり。
地方ならば家が買える値段。
フェラーリをぶっ放すのと同じと考えてよいです。
当然、破壊目標を間違えてロックオンしたら、始末書では済まされない。
そもそも、特殊部隊の、それも一部のエリートしか触らせてもらえない。
どこの国の軍隊でも、数発程度しか持っていないということをもって、戦力的なバランスがとれている高額兵器。

 

日本国自衛隊でも、当然のごとく調達が甚だ困難な高額兵器

『たまに撃つ、弾がないのが玉に瑕』
の川柳で有名な日本国自衛隊ならば、当然のごとく調達が甚だ困難な高額兵器。
無論、韓国陸軍は、もっと調達が困難な高額兵器。

すると、どうするか。
ロッキードほどの性能は、とりあえず、あきらめるとして、廉価版ジャベリンを開発するに決まっているじゃないですか。
パクリというなかれ。
日本も韓国も、模倣にかけては世界一、二を争う先進国。

自衛隊の01式軽対戦車誘導弾は、破壊目標を戦車に限定しつつも、日本らしく、性能面ではあまり妥協しなかったため、1発2600万円と、ほとんど安くならなかったという代物。
訓練の際には、ミサイルの代わりに演習弾と呼ばれる安価な無誘導ロケットも使用できるというのが日本製らしい特徴。

韓国の場合、対戦車誘導ミサイル「ヒョングン」を開発中。
狙っても当たらない可能性は折り込み済みで性能面を妥協しつつ、1発850万円(レクサスが買える価格)を目指し、数を揃える戦略。

ちなみに、こういう超高額なチート兵器を緒戦でブチかましたウォロディミル・ゼレンスキー大統領。
この勝負勘。只者じゃありません。
通常、こういうチート兵器は、いざというときにとっておくもの。
ロシアだって、こういうチート兵器は山ほど持っているはずなんですが、セオリーどおりに出し惜しみして、自分のクビが危なくなったのがウラジーミル・プーチン大統領。

 

アメリカは、ジャベリンを、使いたい放題使えるようにするらしい・・・という話しだが・・・

ジャベリンが、使いたい放題使えたら、廃課金スマホゲームに1億円突っ込んているのとそう変わりありません。
アメリカから、ジャベリンがほぼ無尽蔵に供給される予定であることがとりあえず決まっているウクライナ
そりゃ、戦意が高揚します。
無数のジャベリンに狙われる羽目になって、タコ殴り状態のロシア軍の末端兵士は、逃亡しなければ戦死。逃亡したら死刑。
どっちがいい?
という絶望的な状況に陥ってしまいます。

この世の地獄というロシア軍の末端兵士の叫びは、嘘ではないです。