大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

死の危険を告げる雲

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美しい雲を見たら逃げろ・・・と飛行経験の長いパイロットは言う。
嵐の到来を告げる雲は、いつみても、幻想的なまでに美しい。
もちろん、何の備えもなくこのまま飛行を続ければ、数十分後には死が待っている。

今と違って、レーダーもGPSもついていなかった飛行機にとって、空を飛ぶことは冒険だった。
もちろん、今でも冒険には違いない。
滑走路を離れたら、文明や安全とは隔絶された、原始の地球となんら変わらない危険な未開の自然が広がっている。

この美しい雲を見ると、すぐ先の未来にある危険の予測、これを回避する冷静な判断、この繰り返しによるパイロットの不断の努力で、今日も事故を起こさず飛行機が飛んでいるというだけということを認識させられる。