朝鮮民族の出自、現状は、とても複雑
一つの民族が一つの国家を作る単民族国家。
複数の民族が一つの国家を作る多民族国家。
朝鮮民族には、このような概念がうまくあてはまりません。
朝鮮民族の出自は、文献で確認できるだけで 8つの民族の混血により誕生した
朝鮮民族は、高句麗人、新羅人、百済人、伽耶連合国家出身者、中国人、日本人、琉球人、オランダ人からなる多民族国家です。
これらの民族が平和のうちに合体したのならよいのですが、ほとんどの民族は、戦乱による占領、拉致を経験しており、朝鮮の歴史には不幸な民族消滅の歴史がついてまわります。
このような不幸な歴史は、長らくうやむやにされてきたのですが、朝鮮王朝が族譜を編纂したことにより、文献として残されることになりました。
族譜は、朝鮮民族の歴史を研究するうえで、最も重要な文献なのですが、量的に膨大であり、信頼性の高い族譜もあれば、ほとんどデタラメレベルの族譜もある関係で、ややこしく、韓国人の間でも、ほとんどの人は見たことも読んだこともないというようなものです。
さらに、現在は3ヶ国に分裂している
ややこしいのは、多民族から構成される朝鮮民族の建国した国は複数あるということです。
これが朝鮮民族内の争いで分裂したのならよいのですが、完全に他国の都合、具体的には、アメリカ、ソ連、中国の都合で分裂することになりました。
・大韓民国(韓国)
朝鮮族は、中国の少数民族の中で、断トツの経済力と、人口を誇ります。
この下に、ウイグル族、チベット族、白族と続きますが、同族が独立国家を経営している少数民族は朝鮮族とウイグル族(トルコ共和国)だけです。
しかも同族が経営する独立国家が複数あるのは朝鮮族だけ。
一つは中国本体の安全保障を脅かすほどの失敗国家、北朝鮮。
一つは中国本体の経済活動を脅かすほどの経済大国、韓国。
実際、朝鮮族は独立国家を持とうとする意識は強いのです。
過去に『渤海』という独立国家が中国領土に建国され、中国の王朝が苦労して潰した経緯があります。
朝鮮民族の取扱いを間違うと、 中国は潰れる
それを知っている朝鮮民族は、中国を恫喝して金品をゆする
朝鮮族が独立してしまうと、これに続くウイグル族(トルコ人)、チベット族(チベット人)も独立してしまう懸念もあるため、中国としては、朝鮮族の独立封じ込めが国家の存亡にかかわる問題になるのです。
朝鮮族の扱いを間違えると中国は潰れます。
北の将軍様の統治する国や、日本の隣にある反日国家そのものは、中国にとってどうでもいいものですが、朝鮮族が暴れ出すと、呼応してウイグル族もチベット族も暴れ出すから困るんです。
とい北朝鮮も韓国も、このことは百も承知で、日常的に中華人民共和国を恫喝して金品をゆする。
うことで、こんな構図ができあがっています。
慰安婦問題とか、徴用工問題とかは、日頃、中国にやっているゆすり、たかりと比べれば冗談のレベル。
これが中国なら、しょうがないな・・・ということで、渋々金品を渡して丸く治めようとするわけです。
朝鮮族が怖いから。
同じことをアメリカは李承晩に散々やられたし、日本にも、さる大統領が同じことをする
さる大統領が、それならば、同じように日本にもゆすってみよう、たかってみようと思ったら、さあ、たいへんなことになってしまった。
慰安婦問題とか、徴用工問題とか、日本にとって朝鮮族問題と同じぐらいの致命傷だと思って攻めてみたら、実は全然致命傷なんかではなく、逆に反撃を喰らってしまったというのが、慰安婦問題、徴用工問題の顛末。
韓国政府が驚いたの何のって。もうパニック状態。
実は、傍で見ていた北朝鮮も密かにびっくりしています。
実は、中国もびっくりしています。これなら韓国からの恫喝は撃退できるんじゃないの?という感じで。
傍で見ていたロシアは、あんまり事情をよくわかっていなくて、とにかく無視されたくないので、竹島(独島)の領空侵犯をやって、存在感をアピールしたという。
スクランブル発進してきたのは、韓国空軍機。怒った韓国に、ロシアは「日本の領空を侵犯したのであって、韓国は無関係だ」との返事。ロシアも言う言う。