大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

美容整形の6つのアイテム

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美容整形をすれば、無限に美人になれると思っている方が多いです。
が、そういうわけではありません。

次の6つのアイテムを使って、ブスなあなたの顔を綺麗にするというのが美容整形です。

(1)ミクロサイズのケロイド火傷をつくる(超音波・レーザー)
(2)切る
(3)削る(吸引する)
(4)伸ばす
(5)縮める(ショッピングスレッドを含む)
(6)埋める(豊胸を含む)

 

患者は美容整形手術の設計者であり最高責任者

この6つのアイテムを使って、どうやって綺麗にするか設計するのはあなたです。
医者ではありません。
医者は、いかに患者の設計どおり手術できるかに専念する役回りです。
できなければ断るだけです。
なぜそうなるかというと、美容整形手術は、自由診療だからです。
自由診療では、発注者である患者が手術の最高責任者なのです。

医療保険のきかない美容外科手術では、
(1)患者が自分で、やりたい手術を決め、
(2)見積もりをとって、
(3)納得した医者に手術を発注する
という段取りで美容外科手術が行われます。

保険診療のように、お医者さんに言われたとおりの手術をするとういうシチュエーションは、まずありません。

センスの良い人が施主だと、必要最低限の手術できれいになっていきます。
センスの悪い人が施主だと、無駄に手術の回数を重ねることにもなります。

医療技術的には難しくない美容整形
難しいのは、どうやったらきれいにできるか

交通事故でグチャグチャに潰れた顔を復元する・・・という凄惨な手術がデフォの形成外科の先生からみたら、この6つのアイテムができればOKなので、美容整形手術は、技術的にそう難しい手術ではないといいます。

しかし、
「たった6つのアイテムだけで、どうやって美しくするの?」
というところが、美容整形手術の最も難しいところ。

この一番難しい部分が患者の責任。
患者は自分で手術をコーディネートし、良さそうな医者の所へ行って、見積り、発注を行わなければいけません。

美容整形手術を小馬鹿にする風潮は、医者の世界のみならず、世間一般に広く存在しますが、このことは断言できます。
馬鹿は美容整形手術などで美しくなれません。

 

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写真は韓国のテレビドラマのもの。ほぼ現実どおり。
ただし、こんなに切った貼ったしたら、手術代は一千万円ぐらいかかるし、術後、顔がスイカのように腫れ上がって、最低1ヶ月は、激痛と出血で生死の境を彷徨うことうけあい。1回でまとめてやりすぎて、血が止まらなくなって死んだ人もいる。患者が日頃健康的で規則正しい生活をしている人なら、多少の無理はきく。
実際の美容外科手術は、手術予算の関係で、金額にして100万円ぐらい。1カ所やるのがせいぜいなのだけれど、それでも1週間は激痛と出血で、生死の境を彷徨う。
医者がマジックで切開部位を顔に書き込んだ後、全身麻酔をかけられるのだけれど、この瞬間はほんと怖いぞ〜〜。
あまりの恐ろしさに、体が痙攣し、手術台から転落して大怪我した人も男女問わず多数(美容整形手術は女性が圧倒的に多いので転落する人も女性が多い)。そうならないように、間髪入れず、麻酔をかけられるのだけれど、薄れていく意識のなかでのあまりの恐怖に、バッドトリップする人もある。
麻酔に入る瞬間が最も胆力が試される。