大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

国際結婚の基本

日本人同士で結婚する場合、結婚式、披露宴をするかどうかは別として、婚姻届を役所に提出します。
それは100%受理され、実に簡単に婚姻は成立します。
ところが、国際結婚となるとそうはいきません。
 

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日本の役所は外国人との婚姻届をなかなか受理しない
役所が韓国嫌いだからというのではありません。
通常、外国人は日本の戸籍がないからです
原則、日本国内に戸籍を持たない人は日本で結婚ができません
仮に、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ等先進国の人との結婚であっても同じで、日本国内には戸籍というものはありませんから、役所は、書類不備ということで、婚姻届をなかなか受理しようとはしません
 
書類不備を盾に婚姻届を拒否するということは、配偶者の国に行ったときにも、起こってきます。

仮に日本で、役所と揉めに揉めた末、ようやく婚姻届が役所に受理されて、晴れて日本で夫婦になることができても、効力は日本国内限定。
結婚相手の国の政府にも結婚の事実を認めさせなければ、日本では夫婦でも、配偶者の国に行けば独身のままという奇妙なことになります。

また、

これは、配偶者の国に行ったときにも、起こってきます。
 
国際結婚に必要なステップ
① 2人が結婚可能な条件を備えていることを2カ国の政府に認めさせる
② 2カ国の政府に婚姻の事実を認めさせる
国際結婚の場合、この二段階のステップが必要となってきます。

これらの問題が面倒くさくて、事実婚でいいやと、届けを出さない人が圧倒的に多いのですがやめましょう。
オーバーステイによる強制送還で家族が引き裂かれた事例を数多くみています。
 
ブローカを使った場合でも両親への直談判は必須
また、数百万円で国際結婚を請け負うブローカーの存在があります。
すべてが悪徳ブローカーというわけではなく、実に誠実に仕事をするブローカーも数多くいます。
しかし、手を抜くためにそれを利用した人は、もれなく離婚の憂き目をみています。
なぜなら、相手方の両親に『娘をください』『この人と結婚したいです』と直談判しようともしない人を、相手方の両親は信用せず、軽蔑するからです。
 
 言葉も通じない相手の両親に直談判などできるわけがない・・・などと、冷めたことをいう人は、相手の両親からまったく信用されません。
徹底的に馬鹿にされます。
この人は誠実さがない人だから、どんなひどいことをしてもOKなどと判断します。
 
最近の日本では、理知的でクールで批判的な態度がかっこいいと評価される傾向がありますが、結婚の世界は今も昔も古今東西を問わず、ドロドロのしがらみで成り立っています。
 
ダメでもともと。
どう言えばいいかわからなくても、言葉も通じなくても、行って熱意を伝えてこようという人。
海外では、こういう馬鹿が、とても高く評価されます。
 
日本人の感覚で格好いい態度は、海外では、非常に馬鹿にされます。
国際結婚でクールな結婚は絶対無理なのです。
 

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ソウル警察が、日本大使館前で反日運動家の活動を阻止している図。
韓国政府も反日とはいえ一応ジュネーブ条約は気にしている。バスでジュネーブ条約に掛かる土地の上を塞いでいる。
「てめえら韓国人か!!」と運動家リーダーからの、気の抜けたシュプレヒコールがあがるなか、顔馴染みの運動家と世間話しながら時間を潰す警察官も多数。運動家も時給貰ってやっている感ありあり。