大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

李承晩大統領

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【任期】

1948ー1960(国外追放:アメリカへの亡命)

【学歴】

プリンストン大学政治学博士)

【功績】

大韓民国建国

【政治スタイル】

支援するアメリカは相当ひどいめに遭ったが、敵であるはずの北朝鮮金日成が被った悪影響・大迷惑も計り知れない。
当時、国交がなかったにも関わらず、日本も甚大な被害を被っている。

わがままで独善的。非常に老獪。
自分より立場の弱い者を徹底的に見下し、強い者にはへつらう性格。

反共、反北、反日

現在の韓国を強烈な反日国家にしたのは、李承晩大統領の政策によるもの。
それ以前は、感情的な対立はあったものの、概ね常識の範囲内の反日感情であった。

特に日本を敵視することについては徹底していて、領海侵犯を理由に拿捕された対馬漁民に至っては、その場で撲殺されるような事態が横行していた。


【目指す国家像】

属国主義によらない李承晩王朝の確立

ただし、李承晩大統領にかかると、李承晩王朝を確立し、独裁国家を目指すというのも、あくまで建前にすぎなかった。

在韓米軍に、事あるごとに、韓国の共産化をほのめかし、支援物資をたかり続け、『在韓米軍は打ち出の小槌だ』とうそぶいてみせた。

【政治的汚点】

1.大量虐殺

特に済州島四・三事件での大量虐殺により、済州島民に回復不能なまでの反政府感情をもたらした。サンフランシスコ講和条約締結前の事件だったので、在日朝鮮人の中に、済州島四・三事件の避難民が多数いる。

2.朝鮮戦争での敵前逃亡

ここでも、韓国国民は北朝鮮に寝返ったとみなし、韓国国民の大量虐殺を敢行している。

韓国軍は、戦争中にも関わらず戦闘を放棄し、政治犯(あやしいと思った韓国国民)の粛清(手当たり次第殺した)に終始し、肝心の北朝鮮軍との戦闘は米軍に丸投げした挙句、戦闘中は、米軍の足を引っ張り続け、挙句の果てに、韓国軍と米軍との交通事故で在韓アメリカ軍司令官が犠牲になった。

3.不正選挙

大統領選挙では、選挙運動中、対立候補は必ず正体不明の暴徒に襲われ、死傷した。

4.経済疲弊(世界最低の最貧国化、国民の困窮、国民総生産が北朝鮮の1/4)

【その他】

朝鮮王族。全州李氏

王族が国家を統治するということしか知らなかった当時の一般韓国国民にとって、李承晩が大統領になることは、当然のことであった。

そもそも、大韓民国の建国の目的そのものが、共産主義統一政権擁立に向けて動いていた朝鮮半島を混乱のるつぼに陥れ、アメリカの権益を維持するためのものであった。

その点では、李承晩大統領は、アメリカの目的に沿った非常に良い仕事をしたいえる。
ただし、歴代の在韓米軍司令官で、李承晩大統領を積極的に評価した人はいない。

韓国国民に徹底的に嫌われ、国外追放。

建国の父で、国民からこれほど嫌われ、クソミソに扱われる人は、世界中どこを探しても、まずいない。