イスカリヨテのユダがイエスを祭司長に売った報酬銀貨30枚で買われた陶器師の畑（採土場）『アケルダマ（血の地所）』
（21世紀の現在も土地の所有者はイスカリヨテのユダで、イエスの血の呪いで荒れ果てている）
イスカリヨテのユダは虚構の人物であると主張する宗教学者は多いが、中東でそんなことを言ったら、間違いなく笑われる。イスカリヨテのユダ名義の土地が『イエスの血で呪われた土地（アケルダマ）』として現存しているためである。
イスカリヨテのユダは、イエスを裏切り、祭司長に売り渡したところ、当初打ち合わせていた莫大な謝礼ではなく、祭司長は『大馬鹿者』という皮肉を込めて、殺された奴隷の賠償価格、銀貨30枚を渡して追い払った。
怒ったイスカリヨテのユダは、神殿聖所に銀貨30枚を投げ込んだ後、祭司長の面子を潰すため、夜中にエルサレム市内で首を吊って、自分の死体で街を汚し、ユダヤ教最大の祭典、過越祭の不成立を目論んだ。過越祭の不成立は、歴代祭司長前代未聞の最大の恥辱であった。
たまたま夜中に街を出歩いていたユダヤ人に発見され、イスカリヨテのユダの死体は城壁から城壁外のゲヘナという谷に夜のうちに秘密裏に投棄され（イエスはこの間、磔刑に遭っている）、過越祭は無事行われた。
翌朝、イエスの弟子達は、ゲヘナに腸がどびだしたイスカリヨテのユダの変死体が転がっているという知らせを聞いた。つい先日、イエスから『あなたがしようとしていることを、今すぐしなさい』と言われ、あわてて晩餐の場を飛び出していったイスカリヨテのユダを、イエスの弟子たちは、「今頃、何を買いに行くのかな」とのんきに見ていたので、驚愕し、恐れおののいた。
神殿聖所に投げ込まれた銀貨30枚は、イエスの血で汚れていたので神殿の金庫に戻すわけにもいかず、扱いを思案した祭司長は、このお金で、行旅死亡人の墓を作るとして、イスカリヨテのユダ名義で陶器師の畑（採土場）を買った。
それで、『主は私に仰せられた。「彼らによってわたしが値積もりされた尊い価を、陶器師に投げ与えよ。」そこで、私は銀三十をとり、それを主の宮の陶器師に投げ与えた。（ゼカリヤ書11：13）』というイエス磔刑の400年前、イスラエル滅亡のはじまりを予言した預言者ゼカリヤの預言が的中した。
この場所はエルサレムの一等地だというのに、『彼の住まいは荒れ果てよ、そこには住む者がいなくなれ。』（詩篇69・25）とイエス磔刑の1000年前のダビデ王が予言したように、「イエスの血の呪いがかかった土地」だということで、21世紀の現在でも、アケルダマ修道院がある以外、誰も住む人はいない。
韓国のキリスト教徒の経済力は、日本の大企業や中規模の都市に匹敵する
キリスト教徒が30％も占めるようになると、当然のことながら、教会の規模も巨大になります。
１万人教会、５万人教会もめずらしくありません。
また献金額の相場は一人あたり年間10～50万円（１ヵ月１～５万円程度、聖書の戒律からの推定）となりますから、５万人教会ですと、年間の純利益が125億円に達します。
これは、南海電気鉄道、北陸電力、三菱食品並みの収益力で、大分銀行、住友林業よりはるかに大きいのです。
地方自治体として考えるなら、三重県志摩市、長野県諏訪市と同規模であり、病院を作ったり、学校を作ったりといったような信者に対する公共福祉活動も可能になってきます（実際やっている）。
大教会の誘致は、大企業の誘致に匹敵する経済効果がある
大教会の誘致（大教会の伝道所の誘致）は、地方の小都市では、税収の向上、地域福祉の向上にとって、とても重要な問題であるのですが、信徒を根こそぎもっていかれることになりかねない仏教はひとたまりもなく、教会の誘致話が立ち上がると、僧侶が市役所を包囲するという事件が発生することもあります。
日本人が韓国で商売するにあたって、非常に苦労する理由の一つに、こういった宗教団体に対するコネが、見事に欠落している点は見逃せないでしょう。
愛の教会 礼拝堂。これもメガ・チャーチ
キリスト教会は、政府に批判的であるところが韓国政府にとって悩みの種
韓国政府と対立した歴史的経緯から、キリスト教会は、韓国政府とは今も仲良くありません。
韓国政府の方針に大抵反対するというオマケがつきます。
しかも、韓国の大統領にとって、キリスト教会は多くの票をもっているという点で、厄介な存在。
大統領選挙ともなれば、キリスト教会が勝敗のキャスティングボードを握っています。
キリスト教会を弾圧すると、名誉の迫害・殉教になるので逆効果
過去の大統領は、キリスト教会の指導者を逮捕して脅すという手法を積極的に用いていました。
しかし、キリスト教会の指導者に迫害・殉教という名誉を与えてしまうことになったので、間違いなく逆効果でありました。
そこで、最近では、候補者がにわかキリスト教徒になるという手法がとられることがあります。
反政府勢力のキリスト教徒を抑え込むためにも、大統領自身がキリスト教徒であった方が国政運営には有利です。
そこで、大統領候補者は、実際にキリスト教信仰があるかどうかは別として、キリスト教徒だと宣言するケースが普通にあります。
キリストの福音を信じない『自由主義神学のキリスト教会』の存在
韓国には、狂信的キリスト教異端宗派も多いのですが、逆に冷めすぎて、何を言っているかわからない教会もたくさんあります。
『あなたまさか、イエス・キリストの処女降誕がほんとにあったって信じているんじゃないでしょうね。』
『イエス・キリストが死んで３日目に墓から甦ったなんてあるわけないでしょう。死んだ人は生き返らないんです。』
『本当に、聖書の無誤謬性なんて信じているんですか？聖書なんて教会が意図的に作ったものです。』
『聖書は一言で言えば、道徳の本に過ぎません。書いてあることを本気にしてはいけません。』
『神は愛なのですから、信じている人も、信じていない人も、聖書を知っている人も、聖書を知らない人も、世の終わりにはすべての人は救われるのです。』
という未信者や異教徒が聞いたら鼻血が出そうな礼拝説教をする牧師がいる教会を、自由主義神学の教会といいます。
実は、韓国だけではなく、自由主義神学の教会は、日本にも多数存在します。
この、自由主義神学のキリスト教会。著名な無神論者が、
「異端以下、宗教ですらない」
とこきおろすほどの存在です。
ただし、中国の公認教会が自由主義神学のキリスト教会であることからもわかるように、自由主義神学は、政治家との癒着が強いという傾向があります。
韓国の大統領大統領候補者が便宜的にクリスチャンを名乗る場合、自由主義神学のキリスト教会と結び付く傾向があることは言うまでもありません。
とりあえず、韓国でどんなに過激な反日運動が展開されようが、どんなに過激な反日不買運動が展開されようが、同じキリスト教徒同士なら反日運動対象外です。
キリスト教徒同士を迫害することは何があっても絶対禁止です。
現在もそうですが、カトリックとプロテスタントがイギリスとアイルランドあたりで武力衝突してますが、韓国の教会では、そういうことはタブーなんです。
相手がいくら日本人であっても。
もし、日本のキリスト教徒に向けて反日運動をやったということが発覚したら、規模によっては教会追放処分を覚悟しなければなりません。
残念ながら、日本企業の大部分は、こういう韓国のキリスト教経済圏の情報は全く持っておらず、基本的にキリスト教経済圏相手の商売もまったくできていません。
必然的に、韓国でも扱いの厄介な反日的で拝金主義的傾向の強い人達を相手にして商売しなければなりませんからたいへんです。
