女性をテレビの前の石にしてしまう韓国ドラマ
中国では、韓国ドラマは放送規制対象
テレビの前にペタンと座って石になってしまう女性が続出したことから、共産党中央が非常に問題視して、規制に乗り出したというのが事の顛末。
韓国ドラマを超えるドラマの国産化を進める中国政府
ところが、中国人女性の反発はものすごく、暴動を恐れた中国政府は、テレビ局を叱咤激励し、韓国ドラマを超えるドラマの国産化を全力で進めてはいるのだそうです。
しかし、ドラマがどうしても共産党のプロパガンダになってしまい、目標未達成で放送局が共産党から怒られるという、興味深い展開が繰り広げられているとか。
中国政府は、韓国ドラマを完全禁止したいのだけれども、中国人女性の暴動が怖いので、韓国ドラマを放送せざるを得ないという。
翻訳なしでドラマ観賞が可能な北朝鮮にとっては電波兵器
翻訳しなければ中身がわからない、翻訳だと原語の雰囲気がイマイチ伝わらない中国で、それなのであります。
翻訳なしでドラマ観賞が可能な北朝鮮にとって、韓流ドラマは核爆弾以上に強力な電波兵器なのであります。
でた。そうそうこの顔。
ちなみに、韓国人女性がほとんど前髪を切らないのは、顔がデカイから。
韓国人女性の顔は、大抵の日本人男性より結構大きい。
前髪を切るとお子様っぽくなってしまい、この大顔に似合わない。
たまにいる小顔の韓国人は、日本人同様、前髪を切っていることが多い。
でた。人物相関図
ここまで複雑だとなにがなにやら。
最初からこのような計画でドラマが作られているのではなく、その場の思いつきで話を作っていったら、結果、こんな複雑怪奇になってしまったというのが真相。つまり、短期間に打ち切りになったドラマほど簡単で、長寿番組になると恐ろしく複雑になる傾向がある。
その場の思いつきで話を作っていった「冬のソナタ」と「宮廷女官チャングムの誓い」もかなり複雑になってしまった。
なぜかテレビの前で石にならない韓国人女性
ところで、そのドラマの発信地、韓国で、テレビの前にペタンと座って石になってしまう女性がまったくいないというのは、興味深いはなし。
なぜなんでしょうか。
海外で放送される韓国ドラマは神レベルの秀作のみ
基本的に、海外で放送される韓国ドラマは、韓国国内で放送されている韓流ドラマのほんの一部。
韓国では、ドラマ専用チャンネルが複数あって、新作ドラマを24時間放送しています。
その他、KBSやMBCなどの一般放送にも、ゴールデンタイム前後にドラマ枠があるという具合。
よほど話題にのぼる名作ドラマなら見ますが、いちいち見ていたらキリがありません。
スタッフ5〜6人で36回分を撮って、編集して、放送する韓国ドラマ
ドラマ製作も、アックジョンなどにある貸しスタジオで、スタッフ5〜6人で36回ぐらいのドラマを撮って、編集して、放送するっていうんですから、竹槍戦法もいいところ。
しかも制作費調達の都合で、作り置きが不可能なので、放送しながら次週の撮影するという自転車操業も毎度のこと。
俳優が撮影に遅刻すれば、台本が変更になるというものすごい世界。
冬のソナタでも、1本丸ごとアドリブ尽くしの回が何回かあったというのは有名な話し。
チェ ジウが雪の山に撮影に行ったら、「台本はない。60分の尺をひっぱれ」とだけ言われて、寒い中、わけもわからず必死にやったとか、ぺー ヨンジュンが、仁川空港の中をひたすら歩かされただけだったとか。
そんな膨大なドラマの中から、これはという秀作が選りすぐられて海外に輸出されています。
弾数が膨大なだけに、選りすぐられたドラマが神レベルであるのは自然の成り行き。
テレビ局の番組編制上の都合で、秀作ドラマが変な時間帯に放送される
ドラマを見そうな年代の韓国人女性は、仕事に、育児に、夫の世話に忙しくて、なかなかドラマを見る機会がない。
秀作ドラマと評判のドラマがあっても、放送時間の関係でみることができないなんてことは結構あります。
そもそも、韓国のテレビは、ゴールデンタイムは報道番組、討論番組(ただし、政府広報と何が違うんだ?という内容の番組)と昔から決まっていて、食事をしながらドラマをみるなんて習慣がそもそもない(ゴールデンタイムはテレビを拒否する時間)。
あれだけのコンテンツを無駄にバラ撒く放送局が悪いのか、無駄にバラ撒かざるをえない報道規制をかける政府が悪いのか、私にはわかりません。
韓国ドラマが放送される時間帯は、奥様連中の女子会の時間だったり・・・
韓国では、夜中10時、11時に、奥さんの友人が大挙して遊びにくるということが結構あって、宅配でペプシコーラと鶏の唐揚げを注文して、夜中1時、2時まで騒いで帰っていくわけです。
夫が帰って来た時、家の中のタバコの異臭や、妻の酩酊は御法度なので、原則、禁酒禁煙、終了時に参加者全員で徹底清掃てところが韓国らしい。
男は会社の残業の後、夜中1時、2時まで会社の経費での宴会。
ええ。韓国では宴会は大抵会社の経費。
宴会での飲み食いは100%会社負担だから、
「今日は用事があるので失礼します」
なんてとても言えない雰囲気。
日本のように、宴会費用は参加者負担なんて言ったら、出席率は0%になるのが大韓民国。
韓国では、社員の会社に対する忠誠心は、基本、限りなくゼロなので、会社は、社員に少なくない便宜や心付けを渡すのがあたりまえ。
会社の備品の私用、占有にだって目をつぶる。
給料以外にも、相当多くの、よそでは言えない、いろんなお金や便宜が支給されているのであります。
そうでもなければ、苛酷なパワハラの横行する韓国企業に、大人しく勤務できるはずがありません。
ちなみに、財閥の韓国人社員の多くが、給料以外、何も見返りのない自分の会社の日本支社のことを、がんばるモチベーションの起きないブラック企業とか言って、日本転勤を嫌がる傾向があります。
話がずれました。
その時間帯に秀作ドラマが往々にして放送されています。
奥様方のそのおしゃべりの最中、酒、タバコに代わる一服の清涼剤として、テレビではドラマが流れるというあんばい。
まあ、愚痴、悪口、噂話に汚染されるのは女子会の常ですが、韓流ドラマが流れていると、会が汚染されることがないというのがポイント。
「バカだバカ。ほんとにバカ。なぜそこでプロポーズを断る。あ~あ。人生終わったな」
「人生短いよ~。いい男なんてそう簡単にいないからね」
「そうそう。でも結構、運の要素ってあるんじゃねぇ?突然にぱーっといい男が現れるとか」
「だからこいつバカなんだよ。なにかっこつけてんのって。ケツまくれ、ケツを。ケツをまくって一気に押し倒せ。それでダメな男なんていないんだから」
もちろん、その娘たちも真似をするのはいうまでもない。
ああ、あんな、超美形な娘たちがこんなお下劣な会話をしているとは誰が考えるだろうか。
こんな人たち
若い人も女子会は開催するけれど、愚痴、悪口、噂話で店が汚染されないためにも、店員が店のテレビで韓流ドラマを流しておくというのは毎度おなじみ。女子会で酒、タバコはやっぱり御法度なのは韓国ならでは(女子会の場合、店の人がアルコールの注文と灰皿の使用を拒否することが多々ある)。ひたすら、食べて、食べて、食べまくる。
日本人が見たら、揃いも揃って超美形な彼女達も、韓国人の目から見ると、一人二人、まあまあ綺麗な娘がいるなあという程度らしい。