大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

空の国境線

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美しい夕焼けは、時に、パイロットから方向感覚を奪い、空間識失調を誘発してしまう。

これはソウルの松坡区上空の写真で、仁川国際空港を出発した旅客機は、ソウル飛行場(軍用空港:松坡区牡丹にある)の電波標識を目印に飛んで行く。

旅客機のA席からの撮影で、つまり、北側を写した写真で、わりとすぐ目の前に、北朝鮮との軍事境界線があるが、とてもそうは見えない。
空に国境線は表示されていないが、だからといって、地上の国境線をイメージして飛ばないと、とんでもないことになる。

太陽の位置は、季節によってかなり変わるので、ソウル上空で太陽を目安に機首方位を決めてしまうと、あっというまに北朝鮮領空に飛び込んでしまうことも起こりえる。