大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

飛行機から空撮すると・・・

韓国で飛行機からの空撮するのは、違法

日本国では、何人も、空撮は自由どころか、自衛隊の基地や兵器、掲示物を撮影しても何ら罪に問われないのであるが

韓国の航空会社の飛行機搭乗中に撮影した場合、厳密に言うと、この写真は、韓国政府からスパイ罪に問われる恐れがあります。
なぜなら、東京駅、皇居、羽田空港、米国大使館、大韓民国大使館、赤坂プレスセンター等、韓国国内法で指定された軍事施設が多数写っているからです。

韓国の航空会社の飛行機は、料金が安い、日本の航空会社より、サービスがよいなどいろいろメリットがあるのですが、日本の空港から車輪が離れた瞬間より、韓国国内法が適用されるので、このようなことが起こってきます。

国際的にみると、飛行中の機内で、得体の知れない韓国国内法が適用されるという点が、韓国の航空会社の飛行機の致命的なデメリットといわれております。
慣れれば、どうってことはないんですが、自由と法規制に超敏感なアメリカ人は特に気にします。

韓国では、政府の許可なき空撮は、違法です。

では、韓国の中で一般的に使われている空撮写真はどうしているのかというと、政府に許可を取って撮影しているケースもありますが、政府の広報写真を流用しているケースも多いです。

日本では、情報の統制よりも、情報の所有権を重視する考え方が強く、政府の広報写真であっても流用は窃盗として取り締まる考え方があって、刑事告訴の対象にもなりますし、厳格に使用許可が求められます。

韓国の場合、情報の所有権よりも、情報の統制が重視される関係上、政府の広報写真の流用は、基本的に政府が広めたい情報なので、公共物の利用という解釈が成り立つようです。

なお、空撮は、違法ですが、雲を撮影することはOKです。
明らかに地上が見えない悪天候での空撮はOKですが、晴れた日の空撮は、誤解されないよう、避けるのがベターと言われています。
もちろん、雲の隙間から地上が写っていないことに充分注意しなければいけません。

どうしても韓国の空撮をやりたかったら、韓国の航空会社以外の航空会社の国際線に乗るしかありません。

韓国上陸とともに逮捕されてはかなわないので、帰国便で空撮するのが基本ですが、韓国を離陸して、車輪が地面から離れた以降、航空機の所属する国家の法律が適用される状態になってから撮影するしかありません。

 

そもそも、ジェット旅客機は飛行高度が高く、脚が速いので、空撮には向かない

ところで、ワタクシ、日本の空の風景をポンポン投稿しておりますが、飛行機から綺麗に空撮できることは非常に稀です。

そもそも、空撮に適した時間、高度、天候、すべての条件が綺麗に揃うことは滅多にないので、飛行機の窓側に座ったからといって、綺麗な写真を撮れるわけではないのです。

しかも、飛行機は、ほぼ音速で飛んでいるので、非常に速い。
望遠レンズで撮ったら確実にブレます。
広角レンズで狙うしかない。

日本の空は、太平洋のど真ん中を飛行しているのとさほど変わらないほど大気汚染がまったくといっていいほどなく、非常に空気が澄んでいるので、それでも、綺麗な空撮をキメるチャンスはあるのですが、外国だとそうはいかない。
韓国の空も、諸外国同様、かなり大気汚染で煙った状態であり、ヘリコプターや、プロペラ機で低空飛行して撮影するのでなければ、綺麗な空撮は望むべくもありません。

韓国便は、ほぼすべてが韓国の航空会社が飛ばしており、日本航空も、全日空も、大韓航空アシアナ航空に業務委託しているくらい。
中国東方航空キャセイ中華航空などの便は、数が極端に少なく、写真撮影に適した時間に飛ぶ保証はない。
そして、韓国の航空会社の便の、だいたい2倍くらいの運賃になってしまいます。

また、韓国以外の航空機の飛ぶ飛行機は、速やかに海上に出るように飛行経路が指定されることが多いです。

こうなると、まともに空撮などできないと考えてよいかと思います。

 

韓国あるある、あうんの呼吸でOKの場合と、OUTの場合が決まっている

基本的に、軍事施設の撮影はスパイ行為となるのですが、飛行機から空撮した場合、軍事施設の写り込みはどうしても避けられません。

それゆえ危ない。

ちなみに、韓国政府の言う軍事施設とは、軍事基地はもちろんですが、特定の道路、鉄道、橋梁、トンネル、高層ビル等も含まれます。

日本流の厳格解釈、厳密解釈をやってしまうと、韓国国内での写真撮影はすべて違法となるのですが、そうすると日常生活に支障を生ずるため、韓国では、違法は違法でも、ある程度、あうんの呼吸でOKの場合と、OUTの場合が決まっていることが多いです。

違法は違法でも、撮影主体が軍事施設か、軍事施設以外かによって、OKの場合と、OUTの場合が決まっていることが多いです。

韓国に撮り鉄が極端に少ないのも、鉄道を撮影した場合、被写体の中心が鉄道施設になってしまうので、ほとんどの場合で、スパイ行為が成立してしまうことと関係があります。
駅で、自分の乗る列車を、旅行のついでに撮った場合、軍事施設を撮影したのではないと解釈されるからOKというケースもあります。

 

Googleだって、OUTを喰らう

Googleストリートビューも、実は、かなりの頻度でOUTを喰らっているようで、韓国では、ストリートビューのある道路が、かなり少なくなっています。
広範囲でストリートビューのないところは、韓国政府が指定する軍事施設が写り込む場所だから、写真撮影には気をつけようと解釈しましょう。

実際のところ、韓国の航空会社の国際線の飛行機に搭乗している場合で、日本領空で空撮をした場合、違法ではあるのですが、客室乗務員から要注意人物としてマークされる(韓国領空通過時、シャッターを切っていないか、チェックされる)ことはあっても、韓国領空でシャッターを押さなければ、警告を受けることは皆無です。
韓国国内線だと、カメラの使用が見つかると即刻怒られます。

国際線の帰国便ではノーチェックですが、韓国の風景とかが写っている写真は、世界中どこのブログであっても、すべて韓国政府によって検閲されているので、SNSとかにアップする場合は注意しよう。

 

検閲でOUTとなった日本のインターネット記事はどうなるのか?

韓国国民にウケる記事がOKで、韓国国民の怒りを買う記事がOUTかというと、そんなことは一切なく、政府に都合の良い記事ならば、韓国国民をいくら怒らせてもOKで、政府に都合の悪い記事ならば、韓国国民に大いにウケてもOUTになります。

硬派な記事より、おバカ記事の方が、政府から睨まれ、取り締まられる危険性が低いので、おバカ記事が量産される傾向があるという変なバイアスがかかっているのも韓国あるあるです。

検閲でOUTとなったものについては、韓国国内で検索した場合、検索不能となるほか、URLを直入力してもアクセスできないようにされます。

ちなみに、ぱっと見で、日本のインターネットサイトの、おおよそ6〜7割が検閲不合格となっている感じで、韓国国内から当該日本のインターネットサイトにアクセスすることはできません。

韓国の法律は、相当いい加減なところがあって、緩いところはとことん緩いのですが、軍事的理由が絡んでくると、とことん厳しいです。

日本の権威ある言論の府である大手新聞社のインターネットサイトなら安全かというと、そういうわけでもない。
産経新聞週刊文春週刊新潮は特に危ない。

軍事情報に関する写真・統制対象となる言論で引っかかっているケースと、お色気写真が猥褻物に該当していてOUTになっているケースが半々ぐらいの感じです。

そこも、あうんの呼吸でOKの場合と、OUTの場合が決まっているケースに該当します。