大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

親がDQNでも諦めるに及ばず

無礼の報復は系図からの抹消
韓国人の社会にもDQNな親はゴロゴロいて、韓国人は韓国人なりにこういう親を扱う方法を心得ているので、心配は無用。
むしろ、こういうことは日本人の方が苦手とします。
韓国人の最終兵器は『系図から消したことがわかるように抹消する』。
韓国人社会ではこれを発動させて、最低な無礼をはたらいた人間の記録を永遠に残すことはよくあります。
日本人なら、死んで50年もすれば、善行、悪行はもちろん、存在そのものも忘れ去られてしまいます。
韓国人は違います。
もし、これをやられると、「この人は悪い人だった」という記録だけが残ってしまうことになります。
 
子供に対する無礼は親の罪・・・社会が親を裁く韓国人社会
子供の結婚を、ただ、わがままを通す目的だけで滅茶苦茶にする親は存在します。
そうでない親の子どもからすれば、想像を絶するほど非常識な話であり、ありえないことです。
結婚する相手が韓国人だとなったら、そんな親は待ってましたとばかりに虐待をエスカレートさせることにもなりかねません。
「入籍手続きが何回もあるなんて意味がわからない」
「朝●人如きが何様のつもりだ」
「土下座して息子(娘)をくれというのが筋だろう」
「持参金が1000万円ないとはどういうことだ」
(結婚持参金の風習がある地方など)
 「私が言うように結婚手続きできないというなら、別れろ。でなければ結婚式など行かん。」
暴言の嵐はとどまるところを知らず、法律でできないと言っても、完全無視してわがままを通し、子供を困らせたあげく、結婚式を欠席する親。
それで足りなくて、親戚一同に裏で根回しし、新郎側、または新婦側を全員欠席にしてしまう親。
 
結婚式場でバイトすれば、こういう修羅場は日常茶飯事で、別に日韓の国際結婚ではなくても、国内結婚だって、普通にあります。
あまりにかわいそうなんで、従業員全員がなんとか仕事をやりくりして、空席になった席が目立たないように配慮するなんてこともあります。
そうでもしないと、その異様な雰囲気が、同じタイミングでやっている他の結婚式に影響しますから。
 
ここまでくれば、立派な刑事犯罪です。相手が親でも裁判すれば勝てます。
でも、親がやれば『躾』で通ってうやむやにしようとする傾向が強いのが日本人社会。
韓国人社会じゃこんなデタラメとおりません。
 
韓国では、こういう結婚の冒涜は最低な行為で、子供を助けようという人が、どこからともなくわらわらと集まってきます。
韓国側の親、親族にとどまらず、町内のおじさん、おばさん、職場の上司、同僚、結婚式場の従業員、たまたまそういう結婚式を目撃したとおりすがりのおじさん、おばさんまで。
とおりすがりのおじさん、おばさんが、現代とか、韓進の重役やっているおじさん、おばさんなんかだったら、目もあてられません。
そして、報復の嵐がはじまります。
こういうのを韓国では『ペッサウム』と言います。
 
『ペッサウム』とは、韓国で絶対に避けるべき報復の嵐のこと
韓国人社会で『ペッサウム』が成立する条件は、非常に狭いのですが、一旦『ペッサウム』が成立してしまうと、例え親であっても、人権剥奪のフルボッコにまで発展してしまいます。
 
まず、息子、娘を道理を通した側の親にもっていかれます。
そして、物事の道理をきちんと言ってきかせ、無礼を働いた親との絶縁を説得します。
取り返そうとしても無駄。
オラ達の家族に何するだと、見たこともない人達の一団に取り囲まれ(大抵親戚一同、20人くらい)、ボロクソにされます。
 
そんなことをやった人間を、だれも親とは認めません。
式場がホテルなら、そのホテルチェーンにはもう宿泊もできないと思ってよいでしょう。
現代とか、韓進の重役やっているおじさん、おばさんなんかに目撃されでもしたら、住んでいるマンションから叩き出されることすら覚悟しなければいけません。
みんなからすごい非礼な扱いを受けることになります。

まあ、ここまでやられれば懲りるのが普通ですが、韓国人社会で『ペッサウム』が成立した場合は、報復はまだまだ続きます。
 
韓国人は、同族会が発行する系図(族譜)を持っています。
同族会が発行する系図に記載されるのは、生まれた人間全員ではなく、名を残すに足る人格を持った人間と同族会が認定する人に限り、由緒ある家系出身の韓国人でも、族譜に載っていない人はいっぱいいます。
名家の家系図ならば、ここに、親なしの子と記載された人物が少なからずあるのですが、これは、この親は最低な無礼をはたらいた人間であるという記録を永遠に残す目的で行われます。

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これが族譜。ここからあえて名前を削られるのは最大の侮辱。
名前を見て、これが全州李氏の朝鮮王朝初期の系図だとわかったらすごい。
現在全州李氏の各家族の当主は、世代毎に名前が統一されているが、この頃は名前が統一されていない。今なら、名前を聞けば、何世かが即座にわかる。
『康』が18世、『宰』が19世、『秀』が20世という具合。
これは活字を使った現代版の族譜。正式には版木に陽刻したものを韓紙に手作業で刷って印刷する。
全州李氏は18~24世まで進んでいる。短期間に世代交代が進む場合と、高齢出産が続いて世代交代が進まない場合があるので、現在は、18世が小学生で、22世が後期高齢者というケースもある。
そういう場合、18世の小学生に22世の老人が最上級の敬語を使って話すのが礼儀。名家の子弟の場合、年下だからといって、うかつにいじめると、「高祖父になにをするか」とコワモテのじいさんが出てきて、容赦なくぶん殴られることもある。
族譜はコピー厳禁。なぜなら、辞書みたいに分厚い本なので、コピーするときに背綴じが割れるから。