巨大建築好きの韓国人の作るアウトレットモールは、とにかく巨大なものが多い。韓国のアウトレットモールの源流は、ソウル江南にあった三富百貨店といわれる。三富百貨店は、今までの韓国にはなかった有名ブランドのアウトレットを集めた店で、ものすごい人気を誇っていた。倒壊事故を起こした時、膨大な犠牲者が出たのも、韓国初のアウトレットとして買い物客がひしめきあっていたためといわれる
ソウルに住む韓国人は、日本に「アウレット」があまりにも少ないのを不思議に思う
それは、韓国の首都圏でショッピングセンターというと「アウレット」という特殊事情を世界普遍の常識だと思っているから
韓国でショッピングセンターというと、特にソウル在住の韓国人はよく、「アウレット」と言います。
地方在住の韓国人がソウルに出てきて目を白黒させるのも、ソウルの人々の「アウレット」という単語が理解不能だから。
ちなみに、「アウレット」とはアウトレットモールのこと。
韓国版イオンともいうべき『ホームプラス』が首都圏にほとんど店舗を持たないのも、このアウトレットモールとの競合が厳しいから。
店頭で販売する商品もあるが、ネット販売の商品もある。ネット販売の商品は、同じ商品でも１割くらい安い。ただし、ネットでその商品に到達するには、アウトレットの店にある服の値札にある番号を入力する必要があり、この番号がわからないと、アウトレット店頭より割高な値段で服を購入しなければならない。アウトレット店頭で、スマホを操作して、ネット販売の商品をポチるという買い方もある
韓国でMade in CHINAの衣料品をみつけるのが難しい
イオンやイトーヨーカドーでお馴染みのMade in CHINAのアパレル。
世界中のアパレルはMade in CHINA一色で埋め尽くされているか・・・というとそういうわけでもない。
韓国では、Made in CHINAを見付けるのがたいへん難しくなっています。
これは、アウトレットモールに行けば、Made in KOREAの服が１着2000〜3000円くらいで買えるからであって、関税の関係でMade in KOREAより高額になるMade in CHINAの出る幕がないからであります。
もっとも、特にソウルに住む韓国人の好みからいうと、服１着に5000〜6000円かける傾向があり、アウトレットモールの服の価格も5000〜6000円のものが多くなっています。
ソウルの住宅事情の都合上、そんなにたくさん服を保管する場所がないので、良い服を少数精鋭で揃える傾向があるためです。
もちろん、広い家が当たり前の田舎へ行くと、見るからに安そうで、テレンテレンの服をたくさん所有する人もたくさんおりますが。
巨大な駐車場が満車で、周辺の道路が渋滞しているくらいなので、ものすごい客がいるはずなのだけれど、中は閑散としている。言うまでもなく、建物が大きすぎて、客が分散しているからに他ならない。全部みてまわろうとすれば、一週間はかかると思う。
私が小学生だった頃、韓国は、北朝鮮よりはるかに貧乏な国でありました。
日本が建設した工場をそのまま流用した製鉄業を中心とした重工業が基幹産業であった北朝鮮に比べ、服飾生産業主体の軽工業が基幹産業だった韓国は、貧乏をかこっていたのでありました。
朴正煕大統領のテコ入れで、韓国の重工業生産額は年々増えていき、経済力も北朝鮮を大幅に凌駕するまでに至りましたが、軽工業主体の国家的な体質は現在に至っても健在です。
自動車生産、半導体生産等の重化学工業系統では、日本から材料供給を拒まれたりして大騒ぎになるなど、ぴりっとしませんが、お得意の軽工業の分野では、日本の追随さえ全く許しません。
少々知能に問題のある韓国人がこういうところで生活していると、韓国は世界一素晴らしいと錯覚し、ネットで暴言を吐いて、ついには身元を割り出され、人生を詰んでしまう。韓国ではこれを知能不足に対する侮蔑の意味を込めて『ウリナラ・マジック』と言う。いや、そうはいっても日本人でも、こういうところで生活していると韓国は世界一素晴らしいと錯覚してしまうくらいだ。そもそも、韓国に、こういうバブリーな建造物に対し、政府の全面的なバックアップがあるのであるが、その理由は、国家的優位性を北朝鮮政府にアピールして、無言の圧力をかける目的があるためである。
世界のブランド品の工場・・・大韓民国
ルイ・ヴィトン、シャネル、プラダなど超高級ブランド雑貨の生産は古くから有名です。
現在ではさすがに製造コストの関係から韓国で製造されているものは非常に限られているといわれますが、製造契約が切れた後でもブランドロゴを入れた製品を作り続けているケースが結構あることはつとに有名。
いわゆる韓国製偽ブランド品のことですが、元提携工場が作るものだけに、モノは本物と寸分違わず。
おかげで、超高級ブランド企業が、偽物対策のために、売れる商品を泣く泣く廃盤にせざるをえないところに追い込まれるというケースも発生しております。
超一流ブランドとの関係はそんなところですが、一般のアパレルブランドレベルとなってくると、超一流ブランド生産で鍛えられた韓国の生産技術に対する信頼は篤く、Made in KOREAの高級衣料品は世界中に膨大な量が輸出されています。
そうして、生産過剰分を売り払う場所が、韓国のアウトレットモール。
