大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

米軍が中心に鎮座するソウルの地図

首都の中心に天皇の住むお城がある日本国
首都の中心に米軍の駐留する基地がある大韓民国

象徴天皇と言いつつも、実態は、いまも天皇を中心にまとまっている日本国
反米親中を叫びながらも、実態は、いまも米軍を中心にまとまっている大韓民国

まずは大雑把な話から。

ソウルは北朝鮮国境から60km。高速道路で約1時間というすごい場所に存在します。
北朝鮮から砲撃されれば、弾丸は充分に届きます。
でも北朝鮮はソウルを攻撃しないんです。

な~~~んでか?

ソウルのど真ん中が米軍基地だから
ソウルを攻撃したら、自動的にアメリカを攻撃したことになっちゃうんです。
今の米国なら、喜び勇んで、北朝鮮という国が壊滅するまで、使用期限の切れそうな武器弾薬在庫一掃セールとばかりに、これでもかと反撃するでしょう。

自らの保身と自らの利益に関しては計算高いと国際的に定評のある北の将軍様が、米軍基地にミサイルを打ち込む馬鹿はしません。

ソウルを砲撃するより、日本にミサイルを飛ばした方が、北朝鮮にとって、安全かつ効果的っていう計算が成り立っているんです。

 

ソウルは中央の漢江を境に、江北と江南に分かれている

ソウルの中央を漢江という大きな川が流れています。
この川は上流が北朝鮮になっていて、時々、北朝鮮が嫌がらせで無断ダム放流をするので有名です。
現在も無断放流が相次いでいますが、今では厳重に堤防が整備されているので、洪水は起こりません。
街のど真ん中の川ですが、普段は人の気配がまったくありません。

川の北側が旧市街の江北。
川の南側が新市街の江南。

 

川の南側にお金持ちの住宅地が集中しているのは、北朝鮮の攻撃を想定してのこと
江南の南の牛眠山は、日本のソウル侵攻を防ぐための地雷原

川の南側にお金持ちの住宅地が集中しているのは、北朝鮮の攻撃を想定してのこと。
でも、江南の南の牛眠山は地雷原になっていて、山越えの避難を阻んでいるというのは韓国人でもあまり知らないと思います。

初代大統領の李承晩が埋めた地雷という噂で、日本が攻めて来た時、ソウルを防衛するものだったのだとか。

一応、牛眠山をソウルの都市公園にすべく、地雷の処理をすすめているのだそうですが、長雨で牛眠山で地すべりが起こると、決まって江南の高級住宅街に泥水とともに、未処理の地雷が流れ着くのだそうで、物騒なことこのうえない。
兵役がある関係で、一般市民が地雷の扱いを熟知しているのがせめてもの幸い。
李承晩は余計なことをしてくれたというのが、当該住宅地住民の偽らざる感情。

実際、第二次世界大戦後、日本は一度も朝鮮に侵略してくることはなく、朝鮮戦争の時、避難の邪魔になっただけで、何の役にもたたなかったのだそうです。

 

ついでに言うと、日本人観光客とソウルに住む一般の韓国人の接点は意外と少ない

日本人が韓国に旅行するというのは、今日めずらしくもありませんが、それでも、ソウルに遊びに行く日本人と、ソウルに住む一般の韓国人の接点は意外と少ないです。

生まれてから一度も生で日本人を見たことがない韓国人が、ソウルには多いこと多いこと。

確かに仁寺洞とか、東大門市場とかに行けば日本人観光客はいますが、普通の韓国人にとっても、そこはめったに行かない観光地。
そもそも、そんなところに行く用事がない。

貧富の差が日本の比ではない韓国の首都ソウルには、日本ではありえないくらいの超高級住宅街、お金持ち相手の超巨大ショッピングセンター(ロッテウォルドゥ)がある一方、スラムや赤線、いろんな意味で、日本にはないすごいものがいっぱいあります。

まあ、社会のルールが完全に違いますから、ソウルにあることを全部書くわけにはいきません。
日本国のサーバーから強制削除されます。

 

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ソウルの街の特徴は、ド真ん中に米軍基地がある。
それを囲むように商業地や住宅地がある。