大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

韓国の信号機は4色式(日本は3色式)

 

韓国の自動車は右側通行

韓国の自動車は右側通行なのは、海外から自動車を容易に輸入できるようにするためだったと聞いています。

 

どうでもいいけど、韓国では日産製エンジンが大人気

ちなみに、韓国車(現代車、起亜車)は、耐久性のある日産製エンジンを搭載しているにもかかわらず安いことが世界線略上の最大のウリ。
昔の韓国車は、韓国製エンジンを積んでいたのですが、
(1)トルクがない・・・ピストンリングから混合気が吹き抜ける
(2)出力が低い・・・速く回るけど信用して回すと壊れるので出力を上げられない
(3)耐久性が低い・・・柔らかい鉄鋼を使わないと精密な部品が作れない
という理由から、韓国人から猛烈なクレームが殺到した関係で、韓国製エンジンを使うのはやめました。

韓国製エンジンの真逆の性格をもつ日産製エンジン・・・トルクが太く、やたら頑丈な低回転エンジンの日産製エンジンが好まれるようになったという次第。

 

韓国人がホンダのエンジンを嫌うのは、高速型エンジンだからという理由

ホンダのエンジンが韓国人に嫌われるのは、高回転エンジンであることが最大の理由。
速く回るけど、信用してブンブン回すと大音響とともにぶっ壊れた韓国製エンジンの記憶が蘇えり、恐怖感を感じるため。

韓国人は、意外にも、日本人以上に安全志向が高いのです。
安全志向が高いにも関わらず、結果的に、なぜか超絶大規模事故が多発してしまうのは、韓国七不思議なのであります。

高級志向が高まれば、全部が日本製の日本車が売れるようになるのは自然な流れ。
レクサス(トヨタ)は韓国でも人気抜群なのでありますが、この自動車のエンジンもどちらかというと低速型。

 

韓国の信号機が4色式なのは、日本の3色式信号機があまりに危険だったから

で、話の本題。
韓国の信号機は4色式。
もとは、日本と同じ3色式の信号機でした。
しかし、3色式信号機の致命的弱点が問題になったのです。

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信号機が黒く塗ってあるのでみにくいが、よくみると、自動車用信号の電球が4つある。

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歩行者信号機は日本と同じ2色式

3色式信号機致命的弱点とは、直進と左折(日本だと左側通行なので右折)が同時に可能なことです。これがいけない。
対向左折車の陰から高速で交差点に進入してくる直進車と、左折車が衝突しやすいのです。日本でいう『右直事故』を誘発する欠陥があるのです。

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青信号の点灯時間が長く、効率がよいことが特徴の3色式信号機
点灯パターンは1種類と簡単。日本が全面採用している。
しかし、右直事故を誘発する欠陥がある
日本の場合、左側通行なので、青信号と赤信号の位置が逆。

 

道路が狭隘で貧弱な日本では、交通渋滞抑止が安全性以上に優先すべきであった

ただ、道路が狭隘で貧弱な日本では、交通渋滞抑止が安全性以上に優先すべきであったため、青の時間が長くて効率の良い3色式信号機は、廃止することができませんでした。

 

危険な3色式信号機を採用する分、日本の免許実技試験は曲芸並みの技術が必要

危険な3色式信号機を採用する分、日本での免許取得は、特に実技試験で、異様なほど難しくなっております。
国際的にみて、曲芸といえるほどのドラテクがなければ、免許を発行してくれません。

韓国なら、直進、右左折、直角バックがクリアできれば、とりあえず普通2種免許(韓国の普通2種免許は、日本の普通1種免許に相当する)は発行してもらえます。
韓国のドライバーの中には信じ難いほど超絶下手糞が結構いますが、それでも事故が多発しないのは、ひとえに、安全な4色式信号機を採用しているため。

 

韓国では、1982年より、3色信号機を順次廃止し、4色式信号機に切り替えた。

韓国では、1982年より、事故を誘発する3色信号機を順次廃止し、直進(青)と左折(青矢印)の信号を別々にした4色式信号機に切り替えています。

青信号で進行してもよいのは直進車だけ。左折車は青矢印が点灯していないとダメ。

4色式信号機では、赤の時間が長くなり渋滞が激化する欠点があります。
そこで右折(日本の左折と同じ)は黄信号・赤信号でも進行できるというルールができました。
赤信号で右折するのって、結構怖いんだな。横断歩道には横断中の歩行者がいるし。

 

1 基本型

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基本は、直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離するやりかた。
赤信号と黄信号の同時点灯は「待機信号」と呼ばれるもの。
直進車は赤信号だけど、左折車は黄信号という意味。
基本型ながら、赤の時間が長くなりすぎるという理由で設置数は少ない。

ところで、4色式信号機最大の欠点、赤の時間が長すぎるという問題は非常に深刻
そこで、青信号を極力延長するため、点灯パターンは7種類にも増加。
しかし、交差点ごとに事情は異なるので、点灯パターンは複雑化することに。

 

2 赤信号短縮型

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直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離すると赤の時間が長くなりすぎるので、赤の時間を短縮した点灯パターン。設置数的には非常に多い。

 

3 直進(青)左折(青矢印)同時点灯型(青黄同時点灯待機信号あり)

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そもそも左折車の少ない交差点では、直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離する意味があまりないので、直進(青)と左折(青矢印)を同時点灯して「待機信号」とし、赤の時間をさらに短縮している点灯パターン。設置数的には非常に多い。

 

4 待機信号省略型

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待機信号を省略して、その分青信号の時間を長くしたもの。
主要交差点でなければ、設置数的には非常に多い。

 

5 3色式信号機並型

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交通量が少ない田舎だと、そもそも4色式にする意味すらない場合があり、直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離する意味がないので、直進(青)と左折(青矢印)を同時点灯して、3色信号並みの青信号時間を確保した点灯パターン。
待機信号なし。田舎に行くと多い。

 

6 青信号延長型(青黄同時点灯待機信号あり)

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直進車だけ青信号をすごく延長したバージョン。
田舎のバイパス道路だと結構ある。

 

7 フェイント信号

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フェイント信号
左折(青矢印)の終了後いきなり直進(青)になるもの。
通り慣れていない道で見るとびびる。それは韓国人も同じ。ソウルの高速バスターミナル前にあった。