韓国の自動車は右側通行
韓国の自動車は右側通行なのは、海外から自動車を容易に輸入できるようにするためだったそうです。
韓国の信号機が4色式なのは、日本の3色式信号機があまりに危険だったから
で、話の本題。
韓国の信号機は4色式。
もとは、日本と同じ3色式の信号機でした。
しかし、韓国では、3色式信号機の致命的弱点が問題になったのです。
信号機が黒く塗ってあるのでみにくいが、よくみると、自動車用信号の電球が4つある。
歩行者信号機は、基本的に日本と同じ2色式だが、せっかちな韓国人の性格を反映して、カウントダウンカウンターも同時に設置される傾向がある。
酔っ払いの多発する繁華街や、政府庁舎の多い地区などの交差点では、歩道が、青と赤に光る仕掛けになっている場所もある。
3色式信号機致命的弱点とは、直進と左折(日本だと左側通行なので、直進と右折)が同時に可能なことです。
これが交通事故を誘発します。
対向左折車の陰から高速で交差点に進入してくる直進車と、左折車が衝突しやすいのです。
日本でいう『右直事故』を誘発する欠陥があるのです。
実際、日本における右直事故の発生割合は、駐車場で他車に当てた、こすったという軽微な事故も含めた全体の20%にも達し、死亡事故に発展する危険性が極めて高いという問題があります。
青信号の点灯時間が長く、効率がよいことが特徴の3色式信号機。
点灯パターンは1種類と簡単。日本が全面採用している。
しかし、右直事故を誘発する欠陥がある。
日本の場合、左側通行なので、青信号と赤信号の位置が逆。
道路が狭隘で貧弱な日本では、交通渋滞抑止が安全性以上に優先すべきであった
では、なぜ日本で3色式信号機が使用され続けるのかというと、青信号の点灯時間が長く、効率がよいという特徴があるからです。
韓国と比較して、道路整備が遅れ、特に首都東京において、甚だしく道路施設が貧弱な日本では、ひどい交通渋滞が慢性化しています。
安全性云々以前に、青信号の点灯時間が長い信号機を導入しないと、道路が機能しなくなる問題があります。
日本ではお馴染み、セパレート式兼時差式信号機。
日本の警察も、3色式信号機の危険性について充分認識しており、その解決策として、セパレート式信号機の導入を進めている。
セパレート式信号機には、赤信号の点灯時間が長くなる欠点があり、この問題の解決策として、時差式信号機の導入も進めている。
ただ、後付けの仮設という実態は否定しようがなく、外国人が見ると、まず、びっくりする。
なんで電球が6つも付いているのだ・・・時差式とは何なんだ・・・ということで。
危険な3色式信号機を採用する分、日本の免許実技試験は曲芸並みの技術が必要
危険な3色式信号機を採用する分、日本での免許取得は、特に実技試験で、異様なほど難しくなっております。
国際的にみて、曲芸といえるほどのドラテクがなければ、免許を発行してくれません。
韓国なら、直進、右左折、直角バックがクリアできれば、とりあえず普通2種免許(韓国の普通2種免許は、日本の普通1種免許に相当する)は発行してもらえます。
韓国のドライバーの中には信じ難いほど超絶下手糞が結構いますが、それでも事故が多発しないのは、ひとえに、安全な4色式信号機を採用しているためといわれております。
韓国では、1982年より、危険な3色信号機を順次廃止し、安全な4色式信号機に切り替えた。
韓国では、1982年より、事故を誘発する3色信号機を順次廃止し、直進(青)と左折(青矢印)の信号を別々にした4色式信号機に切り替えています。
青信号で進行してもよいのは直進車だけ。左折車は青矢印が点灯していないとダメ。
4色式信号機では、赤の時間が長くなり渋滞が激化する欠点があります。
そこで右折(日本の左折と同じ)は黄信号・赤信号でも進行できるというルールができました。
赤信号で右折するのって、結構怖いんだな。横断歩道には横断中の歩行者がいるし。
1 基本型
基本は、直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離するやりかた。
赤信号と黄信号の同時点灯は「待機信号」と呼ばれるもの。
直進車は赤信号だけど、左折車は黄信号という意味。
基本型ながら、赤の時間が長くなりすぎるという理由で設置数は少ない。
ところで、4色式信号機最大の欠点、赤の時間が長すぎるという問題は非常に深刻。
そこで、青信号を極力延長するため、点灯パターンは7種類にも増加。
しかし、交差点ごとに事情は異なるので、点灯パターンは複雑化することに。
2 赤信号短縮型
直進(青)と左折(青矢印)の分離省略型
直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離すると赤の時間が長くなりすぎるので、赤の時間を短縮した点灯パターン。設置数的には非常に多い。
直進(青)左折(青矢印)同時点灯型(青黄同時点灯待機信号あり)
そもそも左折車の少ない交差点では、直進(青)と左折(青矢印)の流れを完全分離する意味があまりないので、直進(青)と左折(青矢印)を同時点灯して、赤の時間をさらに短縮している点灯パターン。設置数的には非常に多い。
待機信号省略型
待機信号を省略して、その分の時間、青信号の時間を長くしたもの。
主要な交差点でない場所への設置が非常に多い。
3 実質的に3色式信号と同じにしたもの
交通量が少ない田舎では、4色式信号にする意味がそもそもない場合が多数あり、直進(青)と左折(青矢印)を同時点灯して、3色信号並みの青信号時間を確保し、停車時間を最小限とした点灯パターン。
3 直進青信号延長型(青黄同時点灯待機信号あり)
田舎を走る交通量の多いバイパス道路が、狭い農道と交差している箇所が結構あり、4色式信号機の特性上、こういう場合でもバイパス道路をがっつり止めてしまうため、信号の点灯パターンを見直し、バイパス道路の青信号の時間が長くなるようにしたもの。
4 番外編
フェイントをかけられた気分になる信号
左折(青矢印)の終了後いきなり直進(青)になるもの。
通り慣れていない道で見るとびびる。それは韓国人も同じ。
ソウルの高速バスターミナル前にあった。これは、直交する道路がソウル駅から南山1号トンネルを抜けてくるソウルでも有数の幹線道路であり、高速バスターミナル前の信号機が深刻な渋滞の原因となったことから、信号機の点灯パターンの調整を繰り返した結果こうなったというもの。ソウル市内では、結構このパターンがある。