大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

韓国語とハングル

韓国語 = ハングル が確立したのは、第二次世界大戦以後

朝鮮王朝時代、使用していた文字は、実は、江戸時代の日本と同じ漢文

韓国でのハングルの本格的な使用は1945年からであり、それ以前の植民地時代は日本語を使用していました。
それ以前の朝鮮王朝では、これまた江戸時代以前の日本と同じ漢文で文書を作成していました。

江戸時代、日本の武士も、漢文は基本的な素養であったため、明治維新の志士達は、何の苦労もなく朝鮮王朝の文書をすべて読めたわけです。
もちろん、朝鮮王朝宛ての文書だって何の苦労もなく書けました。

 

だから、韓国人なんて、日本人化は文字のないアイヌより簡単と思った明治政府

このことがきっかけで、発音さえ矯正すれば朝鮮人の日本人化は可能、日本は朝鮮を植民地化できると判断したと思われます。

 

現在も地籍簿は日本語。現在、韓国語への修正を進めているものの、ハングル化すると、意味不明になる地名が続出する問題に苦戦中

韓国の土地の登記の際も、地籍調査自体が日本の植民地時代に実施されたっきり改訂がなかったため、地籍簿などは日本語で作成されており、韓国人が地籍簿を読む場合、翻訳が必要になっています。
日本人は普通に読めるのだけれど。

そこで地籍簿のハングル化が進行中ですが、そもそも地名は漢字ベースなので、下手にハングルで書かれると、場所の特定が非常に難しくなります。

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朝鮮王朝の公文書。朝鮮王朝実録。チャングムの話が書いてあるけどわかるかな?

 

日本語と同じ文字を使っていたのが原因で日本の侵略を招いたとの考えから、韓国はハングルを使用するようになったらしい

第二次世界大戦後、漢字を公用語として使用する危険性が問題となり、1948年「ハングル専用に関する法律」が施行され、韓国はハングルを使用する国家との定義付けがなされました。
同様の法律は、北朝鮮でも施行されています。

 

韓国と北朝鮮が各々勝手にハングルの文法を決めたため、韓国のハングルの文法と、北朝鮮のハングルの文法は異なる

この法律は、北朝鮮と韓国が分断した後に施行された法律であるため、北朝鮮のハングルと、韓国のハングルとの間に若干の差異があります。

簡単な例を挙げると、元々の朝鮮語で「ら行」の発音に当たるものが、
韓国語では子音の部分が取れて、「あ行」の発音になります。
朝鮮半島には「李」という苗字の方が多いのですが、この苗字は、北では「リ」、
南では「イ」と発音されています。

また、日本人が発音できないパッチムと呼ばれる子音の表記方法は南北で大きく違います。
韓国のハングルが読める私でも、北朝鮮のハングルは読めません。

 

ハングルの致命的欠点・・・速読が相当難しい

なお、韓国語の単語の約6割は漢字を音読みした単語であるため、漢字を知らずにハングルで書かれた漢字語を理解するのはほとんど不可能です。

漢字が読めない韓国人は、これをなんとか文脈で理解しようとするのですが、時間がかかるし、非常に疲れる作業になります。
そうすると、そうすると現れるのが、文書を読もうとすらしない韓国人

実際、韓国は、口頭で説明してナンボの社会

日本では、文書を渡せば連絡したことになりますが、韓国では口頭で説明しなければ連絡したことにならない社会なのです。

韓国人はマニュアル(説明書)を無視するので有名ですが、そもそも、口頭で説明しなければ説明したことにならない社会なんですから、マニュアル(説明書)なんて存在価値がそもそもないことが多いのです。