大韓民国観察記Neo

韓国の、どうでもいい、重箱の隅をつつくブログ。

韓国霊界の闇 ムダン(巫教)

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ゴモラ遺跡(後方の山はマサダ遺跡)
イスラエル有数の観光地マサダの下方に広がるおおよそ1km四方の正方形に不自然に隆起した白い土壌が広がる区画である。現在は、気温が年間を通して50℃以上にもなる場所のため、容易に近付くことができない。ここがゴモラ遺跡と呼ばれる根拠は、この白い土中に、地球上には自然には存在し得ない純度98%という高純度な単斜硫黄(自然の硫黄は純度48%程度の斜方硫黄)が大量に埋まっていること。この土は当時の人類が都市建造に使用した石灰岩と硫黄が燃える時に発生する亜硫酸ガスが高温で反応したときにできる石膏という物質でできていること。人骨や、炭化した木材が大量に出土することにある。紀元1世紀の歴史家、フラウィウス・ヨセフスは、ノアの箱舟遺跡とともに、ゴモラ遺跡が、人類の負の遺産として人気を集めたローマ帝国有数の観光地であったことを記している。ちなみに、ゴモラ遺跡の隣にあるマサダ要塞は、紀元70年のユダヤ戦争時、ユダヤ人生存者が立て籠り、1万5千人のローマ軍と2年間交戦し、全滅した場所でもある。現在のユダヤ人は、この時、たまたま外国に寄留していたため助かった人達だという。ここが、世界最悪のスピリチャル・スポットというのもうなずける。

 


韓国人が北方民族である根拠となっている悪習、ムダン(巫教)

韓国人は北方民族と言われているのですが、その根拠として、神に生け贄の血を捧げる強烈なシャーマニズムが存在することが挙げられます。
ムダン(巫教)の神々と血の契約を結ぶことが、この宗教の核心的教理となっています。
かつては成人の血であったり、赤ん坊の血であったりしたわけですが、現在は、建前上、動物の血に置き換わっています。
血の契約ですから、どうしても犠牲が必要になるという点で、邪教感溢れる宗教です。
しかし、こういう土着信仰は北方民族に共通するものであり、韓国においても、一応、正規の宗教の扱いとなっています
北方民族は、結構怖いことやっている民族が多いんです。

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ムダン(巫教)の供物としてメジャーな豚の頭。神社の神主さんから言われませんでしたか?ここにいる神様がどんな由来をもった神様(霊)か、どのような礼儀を要求する神様(霊)か知らないのに、下手にこんなことをして、霊界にちょっかいを出すようなことをすれば、ここにいる神様(霊)を怒らせ、祟られるだけなので、絶対こういうことはやってはいけないって。日本では、そう言われています。

 

南方系民族の日本人と相容れない宗教観

かつて、平安時代まで、日本には、これとはかなり性質が異なりますが南方系のアニミズムともいうべき、シャーマニズムが広く存在しました。

しかし、国が乱れる原因となったことから、奈良時代から平安時代初期にかけて、こういったシャーマニズムの問題を一括して体系だてて面倒をみる神道という制度がつくられました。
天皇がいわばその大元締の役割を果たしています。

その名残りで、日本国内には、神社本庁には所属しない秋葉神社、出自がわからない天満宮など、一筋縄ではいかない神社が多数あります。

こういうシステムが韓国にはありません。

 

現代の韓国人も指摘するムダン(巫教)とは亡国を招いた黒魔術という定義

韓国人によれば、ムダン(巫教)とは、悪魔、悪霊(鬼神)の力を使って、未来を予言し、御祓いをする恐ろしい伝統的黒魔術とのこと

また、そういった黒魔術を使う人々のこともムダンといいます。
韓国人の知識人は、このムダンが国を腐らせ、日本の植民地に堕とした本当の原因と言います。

 

朝鮮王朝末期、ムダン(巫教)による占いで国政を運営していた

実際、日本が明治維新により、西洋化を一心に進めていた頃、朝鮮王朝は、ムダン(巫教)による占いで国政を運営していました。

時の国王、高宗はあまり聡明な王ではなく、国政に終始無関心で優柔不断な性格の王であったこともあり、国政の実権は妻の閔妃が握っていました。

時はアヘン戦争によって中国清王朝がイギリスの植民地化していた状況。
日本も明治維新の動乱期であり、国政運営は非常に難しい時代でした。
閔妃は権力欲が旺盛な人であったものの、この人もそれほど聡明な人ではなく、国政向きの人ではありませんでした。

そこで、閔妃が真剣にやっていたことは、ムダン(巫教)を裏の政治顧問に据え、占いに基づいて国政を決定していました。

 

最近も占いに基づいて国政を決定していた大統領がいる

朴槿恵大統領も閔妃と同じで、崔順実を裏の政治顧問に据え、占いに基づいて国政を決定していたじゃないと思ったあなた、実に鋭い。
韓国人はこれをみて、心底やばいと思ったわけ。朝鮮王朝滅亡の再来を恐れたという具合。
誰でもいいから代わりの大統領に据えなきゃいけないと本気であせったわけ。
あせった結果が文大統領の就任という結果になりました。
韓国人が文氏に期待したのは、なにもしないでほしいということ。
元は優秀な弁護士だったんで、変なことはやらないだろうというのが大方の予想でした。

しかし、変な反日運動をやらかして、韓国を深刻な経済危機の陥れたという大失敗をしでかしています。
でも、韓国人から見たら、文氏は、占いに基づいて国政を決定するより100倍マシな聡明な大統領ということになります。
歴代の韓国大統領が文氏以下の人が多かったので、文氏は大統領としては合格点ということになるのだそうで。

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閔妃 閔妃を知る人の話では、憑きものに憑かれたような表情であり、口を開けば処刑する(殺す)大院君派の重臣の名前が次から次へとでてきたという人であったため、王宮では恐れられていたという。実際、朝鮮王朝末期の宮廷では、毎日5~6人の官吏が逮捕・処刑されていたという。

 

全州李氏(王族)には、実はムダン(巫教)とは関わるなという鉄の掟がある

100年前、ムダンの占うままに、重臣を次々粛清する閔妃に、本気でやばいと思ったのが時の権力者、国王高宗の実父である興宣大院君でした。

この人の日本嫌いは筋金入りであったため、当時、明治政府内部では非常に評判の悪い人でした。
むしろ、興宣大院君への嫌がらせを目的に、親日的政策を行っていた閔妃の方が、評価されていたほどです。

朝鮮王家には、古くから、ムダンとは関わると家を滅ぼすから関わるなという鉄の掟があったこともあり、興宣大院君は、閔妃廃妃を画策していました。
ところが、優秀なムダンの占いにより、数々の謀略が露見し、次々に側近を粛清され、閔妃を廃妃できなかった興宣大院君は、遂に閔妃暗殺を画策したといいます。

閔妃の囲うムダンは非常に優秀であり、終始、興宣大院君の閔妃暗殺計画が見通され、数々の謀略が失敗し、興宣大院君の側近が逆に相次いで粛清されることとなりました。
最終的には、いよいよ興宣大院君が暗殺される番になってしまいました。

そこで、興宣大院君は、近代的装備を有し、朝鮮半島に駐留していた日本軍を景福宮に入れ、閔妃を暗殺することを計ったわけです。
三浦梧楼ら日本人達ならば、呪い殺されても構わないという計算もあったようです。
日本軍を王宮に入れたら、その後どうなるかまでは考えなかったぐらい、興宣大院君はムダン(巫教)を恐れていたということになります。

ムダン(巫教)と関らざるをえない韓国社会の闇

そういうことがあったほど、ムダンは韓国人から嫌われています。
ならば、『そんな厄介なことなら関わらなければいいじゃん』と思ったら甘い。

現在も韓国の田舎に行くと、各集落に1件以上、ムダンの家があります

なぜかムダンの家は、集落の中で超絶無比な発言権を持っており、かつ、大金持ちなのです。
さらに、ムダンの家から睨まれると、さしたる理由なく、問答無用で村八分にされます。
村人はムダンの家のいうがまま
だから、誰もムダンの家には逆らえないのです。

韓国の田舎は、日本の田舎と違い、安全でも平和でもありません。
韓国は、田舎より都市の方が安全で平和なのです。
韓国で、一番安全で平和なのはソウルです。
だから、ソウル一極集中は止まらないのです。

 

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ムダン(巫教) インチキ・ムダンは結構あって資料も豊富なのだが、本格的なものは、かなり恐ろしげなことをやっているので、資料はほとんどない。私の覗いた水源地の祈祷所は、こんなところ。正直、これはマジでやばいと思った。

 

韓国では、田舎の集落の水源地近くの山の中に、1つ以上のムダンの祈祷所があり、生け贄を捧げ、火を焚いた跡があります。
韓国の田舎に大なり小なり、八墓村のような陰鬱な雰囲気があるのはそのせいです。

私も、そんな話しに興味を持ち、ムダンの祈祷所を覗いたことがあります。
通常、ムダンの礼拝所は人通りのないところにあるのが普通ですが、その祈祷所は変わっていて、市が設営した集落の水源地のポンプ小屋の横にあって、比較的人通りがあるところにありました。
祈祷所は、木造の掘っ立て小屋となっています。
床を作らないのは、御神体の前で生け贄を捧げるからであり、地面は血を大量に吸って黒光りしています。
御神体とおぼしき場所には、絵や像ではなく、意味不明の文字が書かれた御札が貼ってありました。

そのようなことを韓国人の知り合いに話したら、ムチャクチャ怒られました。
とにかく、極力、ムダンとは関わってはいけないし、祈祷所に近づいてもいけないと。

ムダンの神(鬼神)は(ハヌルニム:天の人)と言います。
神と人を結ぶ神官は、男性のこともあれば、女性のこともあります。

生け贄は鶏のこともありますが、一般的には豚になります。
神官が神の前に出るには、生け贄の血を必要とします。
生け贄の前で火を焚いて、鉦や太鼓をたたいて、踊り狂い、恍惚となった状態で霊と一体となり、占いを伝えたり、お祓いをしたりします。
現在は屠殺後の動物を供え物として神棚の前に並べるだけという建前になっていますが、屋外でムダンをやった後に行くと、地面に血の跡が残っていることもめずらしくありません。

一方で、ムダンは長生きしないというのも韓国の田舎ではよく知られたことです。
地震でもないのに四六時中ムダンの家の建物が震えているとか、夜中にムダンの家にヒトダマが出たとかいう話は珍しくないです。
ムダンに関わる人の中から、何かに憑かれたような人が出るという話も耳にします。
単なる噂話ならよいのですが、閔妃も含め、写真が残っているので、たんなる噂話ではないことは確かなようです。

 

対ムダン(巫教)対策という実利が期待され、受け入れられたキリスト教

この厄介なムダンと、韓国人がきれいさっぱり縁を切る方法は、長らくまったくなかったのですが、現在は1つだけあって、キリスト教徒になることです。
ムダンは、キリスト教徒を徹底的に呪います
しかし、どんな高名で恐ろしい霊力を持ったムダンの呪いも、キリスト教徒にはまったく効果がないというのが韓国七不思議

ムダンの呪いの効果がないなら、ムダンなど最初から無視すればよいだけの話で、厄介払いができます。
そのせいもあってか、現在ではキリスト教徒(信じるだけではなく、教会籍を持つ信者)は、韓国人の宗教人口の6割近くに達します。
その結果だと思うのですが、韓国で生まれた怪しげな新興宗教、特に、霊感系の新興宗教は、ムダン対策という意味合いから、キリスト教を名乗るという傾向があります。
崔順実ゲート事件で有名になった、新宗教「永世教」は、正統的なキリスト教であると名乗っていることで有名ですね。