コモドホテル 釜山は、歴史ある最高級5つ星ホテル
船で韓国へやってきた日本人の目にする看板『Toyoko-inn』
船で日本から韓国へやってくると、釜山港へ到着することになります。
釜山港に到着して、まずびっくりするのが、真正面に
「Toyoko-inn」
の看板を掲げたビルがあること。
東横インと、コモドホテル釜山
はい、そのとおり。
釜山港から上陸すると、日本語の通じるホテル「東横イン」が目の前にあるんです。
むろん、ビギナーの日本人旅行者御用達。
どちらかというと地元名士に人気の韓国人利用客主体最高級5つ星ホテル
慣れてくると、予約が要らなくて安い韓国旅館を使うようになりますが、今回の話の本題は、エコノミーではなく、ハイソなホテルのお話。
さて、少し心の余裕がある方は、その奥に、異形の建物があることに気づくはず。
昔は手前のビルがなくて、この異形の建物だけがあったんです。
これが コモドホテル 釜山。最高級、5つ星ホテル。
ホテルロッテ釜山のエグセクティブ区画と比較すると、古さは否めませんが、一応地元の名士たちにはリピーターが多いホテルです。
ホテルである。ソウルから来た人は、景福宮、昌徳宮、etcより立派なんでびびる。
ホテルだということを知らない人も多い。それと、釜山に古くから住んでいる人もココはそれこそ国賓級の客をもてなすために使われていたことを知っているので、ココに泊ると言ったらびびる。さぞかし宿代は高いだろう・・・確かに、釜山トップクラスの高級ホテルなため、韓国では当たり前の予約なしウォークインだと、やっぱり宿代は高い。ただし、インターネット予約だと、ぐっと値段はリーズナブル。さらに、クレジットカードのゴールドカードで料金の支払いをした場合、客室の無条件アップグレードがある場合も。
シャンデリアのあるロビー
フロント
柱の瓦には、いちいち彫刻があり、天井にはびっしり天井画が描かれている。
瓦とレンガで装飾された壁。景福宮、昌徳宮もこんなに立派じゃないぞ
本物の韓国の王宮(景福宮、昌徳宮、etc)より立派な装飾がこのホテルのウリ
ホテルの中は宮殿のような装飾・・・というか、本物の韓国の王宮(景福宮、昌徳宮、etc)より立派。
社長の話によれば、豊臣軍を撃退した李瞬臣将軍と亀甲船をイメージしたデザインとのこと。
コモドホテルのコモドとは、「将軍(COMMODORE)」とのことです。
が、どこをどう見ても王宮そのまんま。
迎賓館じゃないかと思うぐらいの建物。
いや、かつて、迎賓館として国賓級の客をもてなすために使われたこともあるんだそうですけれど。
ただし、周囲においしい料理屋がひしめく中央洞という立地から、お客はホテルの外に食べに行ってしまう関係で、レストランは閑古鳥が鳴いています。
いろいろとお世話になったので、悪口を言うには忍びないが、
閑古鳥の鳴く超高級レストラン。ただし、宴会場への料理の供給で、厨房は大忙し。
龍の階段
客室の廊下
まったく手抜きのないつくり。ここでホラー映画を撮った韓国人監督がいる。よくホテルが許可したものだと思う。
客室
高級感あふれる客室という点では甚だ結構であるが、文化財級の什器とか、障子を壊したら弁償だぜぇ〜。コーヒーを床にこぼしたら、絨毯どうするよ?それなりに育ちが良い人でないと危なくて使えないと思うのは私だけ?